いた‐がね【板金/板銀】
1 薄くのばした金属の板。ばんきん。 2 金銀を板のように薄くのばしたもの。近世初期から、貨幣として用いられることがあった。ばんきん。
いたく‐しょうこきん【委託証拠金】
株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引などで、証券会社や商品取引員が顧客から担保として預かる金銭。有価証券で代用ができる。委託保証金。
いたく‐てすうりょう【委託手数料】
委託された業務を遂行した報酬として受け取る金銭。特に、「株式売買委託手数料」のこと。
いた‐こんごう【板金剛】
《「金剛」は金剛草履(ぞうり)の略》⇒板草履
いた‐ぞうり【板草履】
底に細い板を横に並べて打ちつけた草履。板裏草履。板付け草履。板金剛。
いた‐ちん【板賃】
1 版木(はんぎ)を彫る料金。「黄楊(つげ)はかへって—桜に五割増ぢゃといふ」〈浮・元禄大平記〉 2 版木の使用料。
いたのま‐かせぎ【板の間稼ぎ】
銭湯などの脱衣場で、他人の衣服・金品などを盗むこと。また、その者。板場稼ぎ。
いた‐ぶ・る【甚振る】
[動ラ五(四)] 1 激しく揺り動かす。「枝も幹も凄まじい音をたてて、一度に風から—・られるので」〈漱石・彼岸過迄〉 2 おどして金品をとる。また、痛め付けたり、嫌がらせをする。ゆする。「たちの...
いた・む【痛む/傷む】
[動マ五(四)] 1 病気や傷などのために、からだに痛みを覚える。痛くなる。「下腹が—・む」「のどがひりひり—・む」 2 心に痛いほどの悲しみや苦しみを感じる。せつなく悩む。「遺族の気持ちを思...
いた・める【痛める/傷める】
[動マ下一][文]いた・む[マ下二] 1 からだを傷つける。痛くする。「足を—・める」「腹を—・めた子」 2 精神的に苦痛を与える。悩ます。「小さな胸を—・める」「借金で頭を—・める」 3 (傷...