さびき‐づり【さびき釣(り)】
擬餌(ぎじ)針を上下に動かし、生きた餌のように見せて釣る方法。アジ・サバ・イワシなどを釣るときに用いる。
しとみ‐づり【蔀釣(り)】
「蔀梁(しとみばり)」に同じ。
しもり‐づり【しもり釣(り)】
大小の玉浮きを数個連結し、おもりでゆっくりと沈めて釣る方法。フナ・タナゴ・サヨリなどの釣りで行われる。
しゃくり‐づり【決り釣(り)】
さおを上下にしゃくりながら、えさを躍らせて釣る方法。タイの船釣りなど。
じく‐つり【軸釣(り)/軸吊り】
扉の片側の縦框(たてがまち)の上下につけた突起を柱に支えさせ、これを回転軸にして扉を開閉するしくみ。
せ‐づり【瀬釣(り)】
川釣りで、瀬で釣ること。対象魚はアユ・イワナ・ヤマメなど。
そう‐づり【総釣】
江戸時代、元禄(1688〜1704)のころに流行した髪形。下げ島田に結い、全体を笄(こうがい)で浮かせて釣ったもの。女子・若衆などが結った。
そこ‐づり【底釣(り)】
釣りで、おもりや餌(えさ)を水底まで沈めて釣ること。
たこ‐つり【蛸釣(り)】
1 蛸を釣ること。 2 格子窓などから、先端にかぎをつけた竿を使って室内の物を盗み出すこと。
ちゅう‐づり【宙吊り/宙釣(り)】
1 空中にぶらさがること。また、その状態。 2 ⇒宙乗り