しろすじ‐かみきり【白条天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長約5センチ、黒色の地に白い不規則な条紋がある。幼虫は鉄砲虫とよばれ、クリ・クヌギ・カシ・シイなどの材部に食い入る。北海道を除く日本各地に普通にみられる。
じごく‐はざま【地獄狭間】
城壁の塀と石垣との接する所に掘り抜いた、弓矢・鉄砲を打ち出すための四角の穴。
じゅうし‐じ【十四事】
江戸時代、最も重んじられた14種の武芸。射・騎・棒・刀・抜刀(いあい)・撃剣・薙刀(なぎなた)・鎌・槍・鉄砲・石火箭(いしびや)・火箭(ひや)・捕縛(とりで)・拳(やわら)。
じゅう‐そう【銃創】
銃弾で撃たれてできた傷。鉄砲傷。銃傷。「貫通—」
じゅう‐だん【銃弾】
銃の弾丸。鉄砲のたま。
すじり‐もじり【捩り捩り】
[副] 1 曲がりくねっているさま。また、ひねくれているさま。「—した厭味(いやみ)と聞かるるほどに」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 からだをひねってくねらせるさま。「さらしの里、春日江の村、—見渡して...
ずっかり
[副] 1 言いにくいことを、かまわずに言うさま。ずけずけ。「—言われて赤くなり青くなり唇かむで怒る男」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 鮮やかに、鋭く切りつけるさま。すっぱり。ざっくり。「—ト切ル」〈和...
せい‐ろ【世路】
世の中を渡っていくこと。また、渡る世の中。せろ。「—の辛酸人情の向背を心得たる男」〈露伴・寝耳鉄砲〉
せき‐だし【堰出し】
⇒鉄砲流し
たから【宝/財/貨】
1 世の中に数少なく、特に貴重なもの。宝物。財宝。「家に伝わる—」 2 財産。金銭。「悖(さか)って来る—の悖って出るに任せ」〈露伴・寝耳鉄砲〉 3 ほかのものと取り替えることのできない、特に大...