がいかしゅうちゅう‐せいど【外貨集中制度】
為替管理の一。貿易業者などが輸出その他によって得た外貨を、政府または為替銀行へ集中させる法制度。全面集中制と持ち高集中制がある。外国為替集中制度。
がいか‐じゅんびだか【外貨準備高】
政府や中央銀行が、外国への支払いに充てるために保有している金および外貨資産の総額。通貨当局が外国為替市場に介入するための資金にも利用される。
がいか‐よきん【外貨預金】
外国為替を取り扱う銀行に開設する外貨建ての預金。
がいか‐よたく【外貨預託】
政府が、外国為替資金として、外国為替資金特別会計から外国為替を取り扱う銀行へ外貨を預けること。
がいこくかわせ‐ぎんこう【外国為替銀行】
外国為替銀行法によって大蔵大臣の免許を受け、主として外国為替取引および貿易金融を営んだ銀行。平成10年(1998)外国為替銀行法の廃止に伴い、該当する銀行はなくなった。外為(がいため)銀行。為銀...
がいこくかわせ‐こうにんぎんこう【外国為替公認銀行】
外国為替及び外国貿易管理法によって大蔵大臣の認可を受けた銀行と、外国為替銀行法によって大蔵大臣の免許を受けた外国為替銀行の総称。平成10年(1998)外国為替業務の自由化により廃止。
がいこくかわせしきん‐とくべつかいけい【外国為替資金特別会計】
政府が行う外国為替などの売買やそれに伴う取引を円滑に行うための外国為替資金を、一般会計と区別して管理するための特別会計。昭和26年(1951)に「外国為替資金特別会計法」に基づいて設置された。財...
がいこくかわせ‐しじょう【外国為替市場】
外国為替取引の行われる市場。為替銀行・為替仲立人・中央銀行などによって構成される。インターバンク市場(銀行間取引)と、対顧客市場(銀行と、個人・一般企業などとの取引)に大別される。証券取引所(金...
がい‐ため【外為】
外国為替(がいこくかわせ)の俗称。「—銀行」
がいむいん‐しかくしけん【外務員資格試験】
証券会社や銀行などで金融商品取引業務を行う証券外務員の資格を取得するための試験。日本証券業協会が実施する。