うお‐すき【魚鋤】
魚介類を味つけしただし汁で煮ながら食べる鍋(なべ)料理。沖すき。
うどん‐すき【饂飩鋤】
魚鋤(うおすき)にうどんを加えた鍋料理。関西に始まったものという。商標名。
かな‐すき【鉄鋤/金鋤】
鉄製の鋤。木製のものに対していう。
から‐すき【唐鋤/犂】
1 柄が曲がっていて刃の広いすき。牛馬に引かせて田畑を耕すのに用いる。うしぐわ。 2 「唐鋤星」の略。
ぎゅう‐すき【牛鋤】
すき焼きのこと。魚(うお)すき、鶏(とり)すきなどに対して、牛肉を入れたものであることを強調した語。
こう‐じょ【耕鋤】
[名](スル)土を掘り起こしてたがやすこと。農事を行うこと。
こ‐すき【木鋤/杴】
1 全部が木でできたすき。 2 雪かき用の木製のすき。
じょ【鋤】
[音]ジョ(呉) [訓]すき すく 1 農具の一。すき。「鋤簾(じょれん)」 2 田畑をすく。「耕鋤」
すき【鋤/犂】
1 (鋤)手と足の力を利用して、土を掘り起こす農具。幅の広い刃に、まっすぐな柄をつけたもの。金(かな)鋤・風呂(ふろ)鋤・江州(ごうしゅう)鋤など。 2 (犂)牛や馬に引かせ、畑や田を耕す農具。...
ちゅう‐じょ【誅鋤】
[名](スル) 1 鋤(すき)で掘りおこして雑草を根絶やしにすること。 2 悪人などを殺して絶滅すること。「梗命(こうめい)の者のみ—せらるる御旨意ならば」〈染崎延房・近世紀聞〉