ひれ【領巾/肩巾】
1 上代、害虫・毒蛇などを追い払う呪力を持つと信じられた細長い薄布。 2 古代の服飾具の一。女性が首から肩にかけ、左右に垂らして飾りとした布帛(ふはく)。 3 鏡台の鏡をふくときに用いた布帛。 ...
ひれふり‐やま【領巾振山】
鏡山(かがみやま)の異称。
ひ‐われ【干割れ/日割れ】
1 乾きすぎて、ひびが入ったり、割れたりすること。また、その割れ目。「—のした鏡餅(かがみもち)」 2 木材や樹木などが、日光の直射や温度差により縦に裂けること。
び【微】
[常用漢字] [音]ビ(漢) ミ(呉) [訓]かすか 〈ビ〉 1 細かくて、または奥深くて、はっきり見えない。かすか。「微細・微小・微妙・微生物・微粒子/隠微・機微・極微・精微・顕微鏡」 2 ...
び‐かせき【微化石】
その同定や観察に顕微鏡を必要とする小さい化石の総称。ふつう数ミリメートル以下の大きさのものを指す。放散虫、珪藻類、有孔虫、花粉などの微化石が知られ、過去の環境の推測や年代特定に用いられることが多い。
び‐きょう【鼻鏡】
鼻腔内を検査するために用いる、鏡や金属板に柄のついた医療器具。
びし‐てき【微視的】
[形動] 1 人間の視覚で識別できないほど微細であるさま。顕微鏡的。「—な世界」⇔巨視的。 2 物事を微細に観察するさま。「—にとらえる」⇔巨視的。
びしょう‐かたさ【微小硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)の示し方の一。原理はビッカース硬さと同じで、おおむね荷重1キログラム重以下での測定に対して用いられる。肉眼では判別できないほど小さなくぼみを顕微鏡で計測す...
び‐せいぶつ【微生物】
顕微鏡で拡大しなければよく見えない微細な生物。細菌・酵母・原生動物、菌類の一部など。ウイルスを含め、また藻類まで含めることもある。
び‐だくおん【鼻濁音】
鼻音化した濁音。一般にガ行鼻濁音(ガ行鼻音)をいう。「かがみ(鏡)」「しらぎく(白菊)」「どうぐ(道具)」などの「が」「ぎ」「ぐ」の頭子音の類。音声記号は[ŋ]。→ガ行鼻音