こうがく‐ぼうえんきょう【光学望遠鏡】
天体が発する可視光領域の電磁波を観測するための望遠鏡。ガリレイやニュートンが発明した屈折望遠鏡、反射望遠鏡など、天体望遠鏡の中で最も長い歴史をもつ。対物レンズまたは反射鏡の口径が大きいほど、分解...
こう‐きょう【紅鏡】
《紅色に輝く鏡の意》太陽。
こうけい‐しょく【口径食】
カメラなど光学系で、レンズに斜めに入射した光線の一部が鏡筒やレンズの縁で遮られ、視野周辺部の光量が減少する現象。
こう‐しょう【後証】
後日の証拠。のちのちの証拠。「—のため皆ここにあらはす」〈色道大鏡・一一〉
こう‐じく【光軸】
1 レンズ・球面鏡などの、中心と焦点とを通る直線。 2 光学的異方性をもつ結晶内を光が通るとき、光が複屈折を起こさない方向。光軸が一つの一軸性結晶と、二つある二軸性結晶とがある。光学軸。
こう・ず【勘ず】
[動サ変]厳しく取り調べる。また、拷問にかける。「官(つかさ)みなとどめて、いみじう—・ぜさせ給へば」〈増鏡・秋のみ山〉
こうせい‐コロナグラフ【恒星コロナグラフ】
太陽以外の恒星周辺を観測するための特殊な望遠鏡または装置。コロナグラフと同様の原理で恒星本体が放つ強い光を遮光し、近傍の系外惑星や原始惑星系円盤の直接観測を行う。
こう‐ぜん【皓然/皎然】
[ト・タル][文][形動タリ]明るく輝くさま。白く光るさま。「唯(と)見れば—たる銀の地に、黄金の雲を散らして」〈鏡花・歌行灯〉
こうぞうか‐しょうめいけんびきょうほう【構造化照明顕微鏡法】
光の回折限界を超えた微細な構造を観察できる超高解像の顕微鏡像を得る手法。一定の周期構造をもつ縞状の照明を、位相と方向を変えて複数回照射し、試料表面に現れたモアレを撮像。それらの像を演算処理によっ...
こうぞう‐せいぶつがく【構造生物学】
たんぱく質などの生体高分子の立体構造を調べることにより、その役割や機能を理解する生物学の一分野。X線回折・NMR・電子顕微鏡などで構造解析が行われる。