まち‐すぐ・す【待ち過ぐす】
[動サ四]長い間待ちつづける。待ちながら月日を送る。「年ごろ—・し聞こえ給へるも」〈源・澪標〉
待(ま)ちに待(ま)った
非常に長い間期待しながら待ちつづけた。「—日がついにやってきた」
まち‐わた・る【待(ち)渡る】
[動ラ五(四)]長い間待つ。「今度こそは!と—・ったが」〈花袋・蒲団〉
まつ‐の‐よわい【松の齢】
《松の生命の長い年数の意から》長く久しい年齢。長寿。「住む人もすぎゆく我も住吉の—と祈らざらめや」〈経信集〉
まつ‐むし【松虫】
1 直翅(ちょくし)目マツムシ科の昆虫。コオロギ類の一種。体長2センチくらい、淡褐色で、触角が長い。雌は錐(きり)状の長い産卵管をもつ。雄は発音器のある幅広い翅(はね)をもち、ススキなどの根際で...
まて‐がい【馬刀貝/馬蛤貝/蟶貝】
マテガイ科の二枚貝。内湾の干潟に多く、砂泥に垂直に穴を掘ってすむ。貝殻は細長い円筒状となり、殻長12センチくらい。前端から足、後端から出入水管が出る。食用。かみそりがい。まて。《季 春》
まな‐ばし【真魚箸】
魚や鳥を料理するときに使う、柄のついた長い木または鉄製の箸。
マニトバ‐こ【マニトバ湖】
《Lake Manitoba》カナダ南部、マニトバ州南部の湖。カナダ楯状地周縁の湖沼群の一つであり、ウィニペグ湖やウィニペゴシス湖と同じく、南北に細長い。水深は浅く、10メートルに満たない。湖岸...
マニヒ‐とう【マニヒ島】
《Manihi》南太平洋、フランス領ポリネシア、トゥアモトゥ諸島に属する島。タヒチ島の北東約500キロメートルに位置する。長径30キロメートル、短径8キロメートルの細長い環礁で、黒真珠を産する。...
まねき【招き】
1 招くこと。招待。招聘(しょうへい)。「お—にあずかる」 2 烏帽子(えぼし)の正面の部分名。立(たて)烏帽子では前の上部の突き出た部分、折(おり)烏帽子では正面の三角状の部分。 3 近世、幟...