みつくり‐ざめ【箕作鮫】
ミツクリザメ科の海水魚。全長約3〜5メートル。平たく長い吻(ふん)をもつ。世界各地の深海に分布するとみられるが、生態には不明な点が多い。名は箕作佳吉に由来。
みつ‐ば【三つ葉】
1 葉が3枚あること。また、そのもの。 2 セリ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は3枚の小葉からなり、柄が長い。夏、とうが立ち白い小花を多数つける。香りがあり、若葉は食用。江戸中期...
みつめ‐ぎり【三つ目錐】
刃が細長い三角錐(すい)の形をした錐。
みやま‐おだまき【深山苧環】
キンポウゲ科の多年草。高山に自生。根茎から、長い柄のある葉が数枚出て、葉は複葉。夏、紫色の花を下向きに開く。オダマキの原種。
みらい‐えいごう【未来永劫】
これから先、無限に長い年月にわたること。みらいようごう。「戦争の苦しみを—忘れない」
みん‐き【眠期】
蚕が眠に入り、頭部をもたげて静止した状態にある時期。最も長いのは四眠の時で、およそ24時間。→眠(みん)
ムイエット【(フランス)mouillette】
《「ムエット」とも》 1 細長いパン切れ。料理に添え、半熟卵などをつけて食べる。 2 香りを試すために、香水などを少量しみ込ませた短冊状の紙。試香紙。匂い紙。
むか‐ばき【行縢/行騰】
遠行の外出・旅行・狩猟の際に両足の覆いとした布帛(ふはく)や毛皮の類。中世の武士は騎馬遠行の際の必需品とし、シカの皮を正式として腰から足先までを覆う長いものを着用した。現在も流鏑馬(やぶさめ)の...
むぎ‐なでしこ【麦撫子】
1 ナデシコ科の一年草。高さ約80センチ。全体に長い毛が密生し、葉は線形で対生する。5、6月ごろ、紫色の5弁花を開く。ヨーロッパの原産。観賞用。麦仙翁(むぎせんのう)。 2 キク科の二年草バラモ...
むくろ‐じ【無患子】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。高さ15メートル以上になる。葉は細長い小葉からなる羽状複葉。夏、雌花と雄花とが円錐状につく。実は球形で黄褐色に熟し、中の種子は黒色で堅く、羽根つき...