なが‐びつ【長櫃】
1 衣服・調度を入れる形の細長い櫃。棒を通して二人で担ぐ。 2 長方形の炭櫃(すびつ)。長炭櫃(ながすびつ)。
なが‐ふくりん【長覆輪】
《「ながぶくりん」とも》柄頭(つかがしら)から石突(いしづ)きまで、覆輪をかけ通した太刀(たち)。
なが‐ぶろ【長風呂】
風呂に入っている時間が長いこと。長湯。「父はいつも—だ」
なが‐ほそ・い【長細い】
[形][文]ながほそ・し[ク]長くて細い。
ながほり‐どおり【長堀通り】
大阪市の中央部を東西に走る道路の呼び名。木津川に架かる伯楽橋から心斎橋を通り、東成区へ抜ける。
なが‐ぼう【長棒】
1 長い棒。 2 「長棒駕籠(かご)」の略。
ながぼう‐かご【長棒駕籠】
かつぎ棒が長く、数人でかつぐ上等の駕籠。格式のある人、または特別に許された人が乗った。
なが‐ぼえ【長吠え】
[名](スル) 1 犬などが長く声を引いてほえること。「犬ガ—ヲスル」〈日葡〉 2 長々としゃべること。「—するな、返答は我が眼中にあり」〈浄・関八州繋馬〉
なが‐まき【長巻】
長太刀に長柄をつけ、革または組みひもで柄を巻き、鐔(つば)をつけた武器。戦場で、人や馬の足をなぎ倒すのに用いた。長巻の太刀。
なが‐まくら【長枕】
二人用の長いくくり枕。また、男女が共寝をすること。「男持ったも名ばかりぞ、益もなき—科(とが)はなけれど成敗と」〈浄・蝉丸〉