ない‐こうもんかつやくきん【内肛門括約筋】
肛門の周囲にある平滑筋。自律神経の支配を受ける不随意筋で、交感神経の刺激で収縮し、副交感神経の刺激で弛緩(しかん)する。
ない‐しん【内親】
父方の親類。内戚(ないせき)。「偏に外縁の愁へに就きて、卒(にはか)に—の道を忘れぬ」〈将門記〉
ないぶつうほう‐せいど【内部通報制度】
企業などの組織において、法令や倫理規定に違反する行為の発生、あるいはそのおそれがある場合に、それを察知した人が、通常の方法では報告できないときに、適切に対応できる専門窓口に直接通報できる制度。
ない‐べん【内弁/内辨】
即位や朝賀などの節会の際、承明門内で諸事を取り計らった公卿。→外弁(げべん)
なえ‐うり【苗売り】
初夏に植える野菜や草花の苗を売り歩く人。《季 夏》「寺の門出て—に逢へりけり/万太郎」
なかい‐まさかず【中井正一】
[1900〜1952]美学者。広島の生まれ。雑誌「世界文化」を創刊、反ファシズム運動を展開するが、治安維持法により検挙。第二次大戦後、国立国会図書館の初代副館長。著作に「美学入門」「美と集団の論...
なか‐くぐり【中潜り】
茶室の庭で、外露地と内露地との間にある門。くぐって出入りするのでいう。
なか‐ちょう【仲町】
江戸深川の地名。現在の東京都江東区門前仲町。富岡八幡宮の門前町で、江戸時代には茶屋が多くあった。
なか‐の‐え【中の重】
1 内裏外郭門である建礼・春華・修明・建春・宜秋・朔平・式乾などの諸門の内側と内郭との間の区域のこと。 2 神社・宮殿の殿舎と中門の間の空き地。
なかのえ‐の‐とりい【中重鳥居】
伊勢神宮の内宮(ないくう)・外宮(げくう)の、外玉垣南御門と内玉垣南御門の中間にある鳥居。