むいき‐りき【無意気力】
がむしゃらに出す力。ばかぢから。「どれに下地の—、これはどうぞと引きのくる」〈浄・寿の門松〉
ムイッズ‐どおり【ムイッズ通り】
《Shari'a al-Muizz》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある通り。ファーティマ朝第4代カリフ、ムイッズの名を冠する。ズウェーラ門からフトゥーフ門まで、南北約1.5キロメー...
無為(むい)に入(い)・る
仏門に入る。出家する。「この身を捨てて—・らば」〈謡・高野物狂〉
むかい【迎い】
「むかえ」に同じ。「二人を—に来ていた」〈漱石・門〉
むかい‐からもん【向(か)い唐門】
正面に唐破風(からはふ)のある妻入りの唐門。向こう唐門。
むかえ‐つけ【迎え付け】
茶会で、亭主が露地の中門(ちゅうもん)を開けて、腰掛けにいる客を出迎えること。
むかえ‐び【迎え火】
盂蘭盆(うらぼん)に入る夕方、門前で麻幹(おがら)などをたいて精霊を迎える火。門火(かどび)。《季 秋》「—やをりから絶えし人通り/万太郎」⇔送り火。
むかし‐びと【昔人】
1 昔の人。古人。「—は、かくいちはやきみやびをなむしける」〈伊勢・一〉 2 死んでしまった人。故人。「ほのかに聞こえ給ふ声ぞ、—にいとよくおぼえて」〈源・玉鬘〉 3 年をとった人。老人。また、...
むぐら‐の‐かど【葎の門】
葎の生い茂るにまかせた門。荒れはてた貧しい家をいう。むぐらがかど。「さびしくあばれたらむ—に」〈源・帚木〉
むこう‐からもん【向こう唐門】
⇒向かい唐門