向(む)こうに回(まわ)・す
相手として張り合う。敵とする。「専門家を—・して自説を通す」
むこがわ‐じょしだいがく【武庫川女子大学】
兵庫県西宮市にある私立大学。昭和14年(1939)設立の武庫川高等女学校に始まり、武庫川女子専門学校を経て、昭和24年(1949)新制の武庫川学院女子大学となり、昭和33年(1958)現名に改称。
むさしのインディアン【武蔵野インディアン】
三浦朱門の小説。昭和57年(1982)刊。武蔵野出身の男たちの再会を通じ、戦後日本の知識人の姿を描く。第33回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
む‐しき【無識】
見識や知識のないこと。「肴の切身の値段になると…全く—であった」〈漱石・門〉
むし‐こ【虫籠】
1 虫かご。《季 秋》「乾きたる—の草やあら無沙汰/召波」 2 「虫籠窓(むしこまど)」の略。「源右衛門—より手を出だし」〈浄・堀川波鼓〉
むしゃ‐だまり【武者溜まり】
軍勢の集合用に、城門の近くに設けられた広場。
む‐じ【無字】
仏語。 1 真理は文字に表せないということ。 2 「無門関」の第一則の公案で、犬に仏性があるかとの問いに、趙州和尚が無とのみ答えたこと。
むじょう‐ごころ【無常心】
「無常気」に同じ。「浮き世の頼み涙にくれ、—や入相(いりあひ)の鐘」〈浄・寿の門松〉
むじょう‐もん【無常門】
葬礼の時にだけ用いる門。江戸時代の大名屋敷には必ず設けた。
むすぶ‐の‐かみ【結ぶの神】
「結びの神」に同じ。「—の門番くらいの役は」〈木下尚江・良人の自白〉