あい‐かまえて【相構へて】
[副] 1 よく注意して。十分に用心して。「彼の塔に行きて、—戸を開きて入りぬ」〈今昔・二・一九〉 2 (あとに禁止の語を伴って)必ず。決して。「—深く嘆き給ふべからず」〈曽我・一一〉
アイリス‐イン【iris-in】
映画・テレビで、画面の一点からまるく開きながら全画面を映し出す技法。
あおり‐あし【煽り足】
横泳ぎや抜き手で、両足をからだの前後に開き、前足の足裏と後ろ足の甲とで挟むように水をける動作。
あから‐おぶね【赤ら小舟】
赤く塗った舟。「沖行くや—につと遣(や)らばけだし人見て開き見むかも」〈万・三八六八〉
アクセル
《acceleratorの略》自動車などの加速装置。このペダルを踏むと、キャブレター(気化器)の絞り弁が開き、エンジンの回転数が増す。アクセルペダル。加速ペダル。 [補説]作品名別項。→アクセル
あ‐ぐら【胡床/胡坐】
1 (胡坐)両ひざを左右に開き、両足を組んで座ること。こざ。「—を組む」 2 貴族の着座する、床の高い台。あごら。 3 材木を組んで高い所へ上れるようにつくった足場。「—を結ひあげて」〈竹取〉 ...
あげまき‐がい【揚巻貝】
ナタマメガイ科の二枚貝。貝殻は長方形で、殻長約10センチ、殻高約3センチで、両端は少し開き、殻表には黄褐色の殻皮をかぶる。有明海の泥底に多く、食用。ちんだがい。
あさがお‐ざる【朝顔笊】
上部が開き下部がすぼまった、朝顔の花の形をしたざる。
あつもり‐そう【敦盛草】
ラン科の多年草。日当たりのよい山中の草地などに生え、高さ30〜50センチ。茎の中ほどに幅広の大きな葉が数枚互生する。初夏に大きな袋状の花を1個開き、花色は紅紫色のほか淡紅色・白色がある。名は、花...
あて‐なし【当て無し】
目当てのないこと。頼るもののないこと。「顔を外向(そむ)けて—に見開き居る眼」〈露伴・いさなとり〉