ぱくっ‐と
[副]口を大きくあけてものを食べるさま。また、人の口や物の割れ目などが大きくあくさま。ぱくりと。「すしを一口で—食べた」「傷口が—開く」
ぱちっ‐と
[副] 1 物を勢いよく打ち合わせる音や、そのさまを表す語。ぱちんと。「財布の口金を—閉める」 2 物が勢いよくはねたりはじけたりするさま。ぱちんと。「ゴマが—はぜる」 3 目を大きく見開くさま...
ぱちり
[副] 1 固い物が強く当たってたてる音を表す語。ぱちん。「—と留め金をかける」「—と碁石を置く」 2 カメラのシャッターを切る音を表す語。また、写真を撮るさま。「事故の現場を—とカメラに収める...
ぱっくり
[副]「ぱくり」の促音添加。「傷口が—(と)開く」「熟したザクロの実が—(と)裂ける」
ぱっちり
[副](スル) 1 物を閉じたり割ったりする音や、そのさまを表す語。「扇子(おうぎ)—」〈紅葉・二人女房〉 2 目を大きく見開くさま。また、目もとのはっきりしているさま。「目の—(と)した女の子」
ひ【扉】
[常用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]とびら 〈ヒ〉両側に開く戸。とびら。「開扉・柴扉(さいひ)・鉄扉・門扉」 〈とびら〉「回転扉」
ひ【披】
[常用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]ひらく 1 閉じてあるものを開く。「披閲・披見・披講/親披・直披」 2 手の内をすっかり開いて見せる。「披瀝(ひれき)・披露(ひろう)」 [名のり]ひら・ひろ
ひ‐おうぎ【檜扇】
1 ヒノキの細長い薄板を重ね、上端を糸で下端を要(かなめ)で留めた扇。近世の板の数は、公卿は25枚、殿上人は23枚、女子は39枚。男子のものは白木のままとするが、女子のものは、大翳(おおかざし)...
ひおうぎ‐あやめ【檜扇菖蒲】
アヤメ科の多年草。中部地方以北の湿地に自生し、高さ約70センチ。葉は剣形で、基部が紫色になる。夏、アヤメに似た紫色の大きい花を開く。
ひがん‐ざくら【彼岸桜】
バラ科の落葉小高木。春の彼岸のころ、葉より先に淡紅色の花を開く。中部地方以西で庭などに植える。こひがんざくら。《季 春》