ふか‐の‐き【鱶の木】
ウコギ科の常緑高木。葉は手のひら状の複葉。秋から冬、緑色がかった白い花を開く。九州以南に分布。庭木にする。
ふがくさんじゅうろっけい【富嶽三十六景】
江戸後期の錦絵(にしきえ)。葛飾北斎作。全46図。浮世絵に風景画の分野を開く。
ふき【蕗/苳/款冬/菜蕗】
キク科の多年草。原野や道端に生える。地下を長い根茎が横に走り、早春、蕗の薹(とう)とよぶ若い花茎を出し、頭状花が開くにつれて花茎を伸ばす。雌雄異株。花後、長い多肉質の柄をもつ腎臓形の葉をつける。...
ふしぐろ‐せんのう【節黒仙翁】
ナデシコ科の多年草。山地の樹陰に生え、高さ50〜70センチ。茎の節は紫黒色で太く、卵形の葉が対生してつく。夏、朱赤色の5弁花を開く。逢坂草(おうさかそう)。
ふじ‐なでしこ【藤撫子】
ナデシコ科の多年草。海岸に生え、高さ20〜50センチ。長楕円形の葉が対生。7、8月ごろ、紅紫色の花を開く。はまなでしこ。
ふたば‐あおい【双葉葵/二葉葵】
ウマノスズクサ科の多年草。山地の木陰に生える。根茎は地をはい、2枚の心臓形の葉をつける。春、葉の間に、柄のある淡紅紫色の花を1個下向きに開く。京都の賀茂神社の神紋、徳川家の紋章としても知られる。...
ふところ【懐】
1 衣服を着たときの、胸のあたりの内側の部分。懐中。「受け取った金を—にしまう」 2 前に出した両腕と胸とで囲まれる空間。「横綱の—に入り込む」 3 周りを山などに囲まれた奥深い場所。「山の—を...
フリージア【freesia】
アヤメ科の多年草。高さ約40センチ。球茎から剣状の葉が2列に出る。春、曲がっている茎の先に黄や白などの色の漏斗状の花を数個開く。アフリカ南部の原産。あさぎずいせん。《季 春》「—のあるかなきかの...
フレンチ‐ドア【French door】
フランス窓のこと。また、冷蔵庫などの扉で、中央から左右に分かれて開くもの。
ブブゼラ【vuvuzela】
南アフリカの民族楽器の一。細長い管楽器で、先端はアサガオ状に開く。動物の角や骨、または錫(すず)などの金属で作られていたが、近年はプラスチック製のものもある。