まがな‐すきがな【間がな隙がな】
[副]《「がな」はもと助詞で、漠然と示す意を表す。特定しない「間」「隙」の意から》ひまさえあればいつでも。しょっちゅう。ひっきりなしに。「嫂(あによめ)が—種々(いろいろ)なことを言うので」〈左...
間(ま)が抜(ぬ)・ける
1 調子が外れる。拍子抜けする。「—・けた音楽」 2 大事なことが抜け落ちている。「—・けた話」
間(ま)が延(の)・びる
間隔があいて、物事にしまりがなくなる。間延びする。
間(ま)が持(も)て◦ない
1 時間をもてあましてどうしたらよいかわからない。「待ち時間が長すぎて—◦ない」 2 途切れがちの会話などを、うまくつなぐことができない。「無口な相手で—◦ない」 [補説]文化庁が発表した平成2...
ま‐がり【間借り】
[名](スル)代金を払って他人の家の一室を借りること。「親類の家に—する」⇔間貸し。
間(ま)が悪(わる)・い
1 きまりが悪い。ばつが悪い。「悪口の当人がそばにいて—・い思いをする」 2 運が悪い。折が悪い。「—・いことに留守だった」
ま‐ぎ【間木】
《「まき」とも》長押(なげし)の上などに設けた棚のようなもの。「数珠(ずず)も—に打ち上げなど、らうがはしきに」〈かげろふ・中〉
ま‐ぎり【間切り】
1 区切ること。区切り。 2 もと、琉球の行政区画。数村からなり、琉球処分以後も存続したが、明治40年(1907)廃止。
まぎり‐ばしり【間切り走り】
向かい風のときの帆船の走り方。斜め前方から風を受けるように、左右に交互に帆面を向けながらジグザグに前進する。
ま‐ぎ・る【間切る】
[動ラ五(四)]波間を切って船を進める。また、間切り走りで帆船を進める。「帆ヲ—・ッテ走ル」〈和英語林集成〉