ま‐ぢか・い【間近い】
[形][文]まぢか・し[ク]時間的・空間的に隔たりが少ない。「今日は富士山が—・く見える」「結婚式も—・い」
ま‐どお【間遠】
[形動][文][ナリ] 1 間隔が、時間的または空間的に離れているさま。「いつしか行き来も—になった」「—に立っている七、八軒の家の前を」〈露伴・観画談〉 2 織り目や編み目、結び目が粗いさま。...
ま‐どお・い【間遠い】
[形][文]まどほ・し[ク] 1 時間的・空間的に離れている。「汽笛が—・く聞こえる」 2 まわりくどい。まわり遠い。「さういふ—・い詮議(せんぎ)より」〈伎・幼稚子敵討〉 [派生]まどおさ[名]
ま‐どころ【間所】
部屋。室。「—とてもなきままに、…かやうに親の所にていたす訳にて候へば」〈浄・堀川波鼓〉
ま‐どり【間取り】
部屋の配置。各室の位置。「—の悪い家」「—図」
まどり‐ず【間取り図】
部屋の配置や大きさなどを記した図。
ま‐なか【間中/間半】
京間の一間(いっけん)の半分。また、半畳の畳(たたみ)やむしろ。
ま‐な・し【間無し】
[形ク] 1 すきまがない。「灯台—・く立て」〈宇津保・祭の使〉 2 絶え間がない。間断ない。「ぬき乱る人こそあるらし白玉の—・くも散るか袖のせばきに」〈伊勢・八七〉 3 時間をおかない。すぐで...
まなべ【間部】
姓氏の一。 [補説]「間部」姓の人物間部詮勝(まなべあきかつ)間部詮房(まなべあきふさ)
まなべ‐あきかつ【間部詮勝】
[1802〜1884]江戸後期の大名。越前鯖江(さばえ)藩主。大老井伊直弼(なおすけ)に起用され、老中となり、日米修好通商条約の締結、将軍継嗣問題に当たった。のち井伊と対立して罷免された。