陥で終わる言葉

かん【陥〔陷〕】

［常用漢字］　［音］カン（漢）　［訓］おちいる　おとしいれる １ 地面がへこむ。「陥没」 ２ 攻め落とされる。「陥落」 ３ おとし穴。「陥穽(かんせい)」 ４ 不足する。「欠陥」

けっ‐かん【欠陥】

欠けて足りないこと。不備な点。「論理上の—を衝(つ)く」「—商品」

こうし‐けっかん【格子欠陥】

結晶格子内における配列の乱れ。格子点が一部欠けていたり、格子間の隙間に不純物原子が入り込んだりしたもの。

さいにゅう‐けっかん【歳入欠陥】

実際の歳入が当初予算で見積もっていた額を下回ること。

ざん‐かん【讒陥】

［名］(スル)告げ口をして、人を不利な立場に追いやること。「英仏の為めに—せられ、炎熱万里の沙漠に放謫せらる」〈東海散士・佳人之奇遇〉

しっ‐かん【失陥】

［名］(スル)攻め落とされて土地や城を失うこと。

せい‐かん【擠陥】

人を罪におとし入れること。「功臣連の排斥—の跡」〈中島敦・李陵〉

せい‐かん【穽陥】

おとし穴。陥穽。