りく‐ち【陸地】
地球の表面で、水におおわれていない部分。地球表面積の30パーセントを占め、その平均高度は840メートル。陸。
りくちそくりょう‐ぶ【陸地測量部】
旧日本陸軍参謀本部に属し、陸地の測量、軍事用地図その他の地図の製作・修正などを行った機関。明治21年(1888)に創立。現在の国土交通省国土地理院の前身。
りくち‐めん【陸地綿/陸地棉】
アメリカ、アジア、エジプトを除くアフリカなど、世界で最も広く栽培されているワタ。ペルー・メキシコの原産。海島(かいとう)綿に対しての称。
りくちゅう【陸中】
旧国名の一。明治元年(1868)陸奥(むつ)国から分国。現在の岩手県の大部分と秋田県の一部。
りくちゅうかいがん‐こくりつこうえん【陸中海岸国立公園】
岩手県北部から宮城県気仙沼付近にかけての太平洋岸を占める国立公園。平成25年(2013)に青森県の種差海岸階上岳県立自然公園を編入し、三陸復興国立公園となる。→三陸復興国立公園
りくちゅう‐の‐くに【陸中国】
⇒陸中
りく‐ちん【陸沈】
[名](スル)滅亡すること。「徳川氏は…日本国を—せしむるものなりと」〈田口・日本開化小史〉
りく‐つづき【陸続き】
二つの陸地が海などに隔てられずにつながっていること。「かつては大陸と—だった島々」
りく‐でん【陸田】
1 はたけ。また、律令制下で、五穀をつくる乾田のこと。白田。⇔水田。 2 畑にポンプで水を入れて、水稲を栽培するようにしたもの。第二次大戦後に関東平野でみられた。
りく‐とう【陸島】
大陸の近くに位置し、大陸の一部が分離してできたと考えられる島。グレートブリテン島など。大陸島。⇔洋島。