よう‐でんし【陽電子】
電子と質量・スピンは同じで、正の電荷をもつ素粒子。電子の反粒子。物質中に入ると電子と対になり消滅する。1932年にC=D=アンダーソンが宇宙線中に発見。ポジトロン。⇔陰電子。
ようでんし‐だんそうさつえいほう【陽電子断層撮影法】
⇒ペット(PET)
ようでんしほうしゃ‐だんそうさつえいほう【陽電子放射断層撮影法】
⇒ペット(PET)
ようでんし‐ほうしゅつ【陽電子放出】
β崩壊において、陽電子とニュートリノの対が放出される現象。弱い相互作用によって生じる。陽電子放出を起こす放射性の核種はPETなどの核医学分野で利用される。β+崩壊。
よう‐とく【陽徳】
1 万物を生成発展させる宇宙の徳。 2 あらわに人に知られる徳行。⇔陰徳。
よう‐どう【陽動】
本来の目的・意図を隠し、他へ注意をそらすために、わざと目立つように別の行動をとること。
よう‐どう【陽道】
1 男子の守るべき道。陽の道。 2 男子の生殖力。「男子は八八六十四にして—閉ぢ」〈読・弓張月・続〉
ようどう‐さくせん【陽動作戦】
味方の作戦を秘匿し、敵の注意をそらすために、ことさら目立つように本来の目的とは違った動きをする作戦。「おとりを使って—に出る」
よう‐に【陽に】
[副]表から見えるところでは。うわべでは。「—媚を売りて少年を惑わして陰に之を笑い」〈織田訳・花柳春話〉
よう‐ぶつ【陽物】
1 陰陽のうち、陽に属するもの。陽気なもの。 2 陰茎。男根。