ざ‐ぐう【座隅】
座席のすみ。一座のすみ。
し‐ぐう【四隅】
よすみ。また、四方。
しつ‐ぐう【室隅】
部屋のすみ。「—に坐して」〈鴎外訳・即興詩人〉
すま【隅】
すみ(隅)のこと。多く地名の「須磨」にかけて用いる。「播磨路や心の—に関据ゑていかで我身の恋を留めん」〈山家集・中〉
すみ【隅/角】
1 囲まれた区域のかど。「部屋の四—」「書類の—を綴じる」 2 中央でない所。端の方や奥の方。また、目立たない所。「—で小さくなる」「頭の—で考える」 3 「隅の折敷(おしき)」の略。 4 「角...
すみ‐ずみ【隅隅】
すべての隅。方々の隅。また、あらゆる方面。「—までくまなく探す」
で‐すみ【出隅】
壁・板など、二つの平面が出合った所の外側の角(かど)。⇔入隅(いりすみ)。
へき‐ぐう【僻隅】
都会から遠く離れた片隅の地。僻地。
へん‐ぐう【片隅】
かたすみ。すみ。
へん‐ぐう【辺隅】
都から遠く離れた土地。片田舎。「懸隔りたる—はさておき」〈岡部啓五郎・開化評林〉