の‐ほうず【野放図/野方図】
[名・形動]《「の」は接頭語。「野」は当て字》 1 人を人とも思わないずうずうしい態度。横柄なこと。また、そのさま。傍若無人。「—な性格」「—にふるまう」 2 際限のないこと。しまりがないこと。...
はて‐し【果てし】
《「し」は強意の副助詞。打ち消しの語を伴って用いる》果て。際限。きり。終わり。「—のない大空」
ほう‐ず【方図】
限度。際限。→野放図(のほうず)「意久地の無いにも—が有ったもんだ」〈二葉亭・浮雲〉
方図(ほうず)がな・い
際限がない。「—・い征服欲」
ほう‐りょう【方量】
限度。限界。際限。きり。多く「方量もない」の形で用いられる。「いやおのれは、言はせておけば—もない」〈虎明狂・河原太郎〉
む‐さいげん【無際限】
[名・形動]際限がないこと。きりがないこと。また、そのさま。「—な欲望」
むさ‐ぼ・る【貪る】
[動ラ五(四)]《「むさ」は「むさと」と同語源、「ぼる」は「欲(ほ)る」の意》 1 飽きることなくほしがる。また、際限なくある行為を続ける。「暴利を—・る」「惰眠を—・る」 2 がつがつ食べる。...
らん【婪】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]むさぼる むさぼる。際限なく欲しがる。「貪婪(どんらん)」