じんみらい‐さい【尽未来際】
《「じんみらいざい」とも》仏語。未来の果てに至るまで。未来永劫(えいごう)。永遠。副詞的にも用いる。「—方(かた)のつく期(ご)はあるまいと思われた」〈漱石・吾輩は猫である〉
すい‐さい【水際】
水のほとり。みずぎわ。
せと‐ぎわ【瀬戸際】
1 狭い海峡と外海の境。 2 勝負・成否などの分かれ目。「生きるか死ぬかの—」
そら‐ぎわ【空際】
⇒くうさい(空際)1
たち‐ぎわ【発ち際】
ちょうど出かけようとする、その時。出発のまぎわ。「—に客が来る」
たま‐ぎわ【球際】
球技で、ボールに対応した動作、またはボールの処理を行おうとするところ。多く、野球での捕球時や、サッカーでのボールの奪い合いの際などについていう。「—に強い選手」「—の攻防が激しい試合」
ちり‐ぎわ【散(り)際】
花が散るとき。また、人の死ぬときについてもいう。「いさぎよい—」
つば‐ぎわ【鍔際】
1 刀身が鍔に接するところ。つばもと。 2 物事のせっぱつまった状態。せとぎわ。「太夫もさらさら身の捨つるを、—になって少しも惜しまぬに」〈浮・諸艶大鑑・五〉
て‐ぎわ【手際】
[名・形動] 1 物事の処理のしかた。また、物事を処理する要領・腕前。「話を—よくまとめる」「—を見る」「みごとな—だ」 2 物事をたくみに処理すること。また、そのさま。「洗濯物を—に搾切って遣...
て‐の‐きわ【手の際】
手の及ぶ限り。力の限り。「—戦ひ、打ち死にする者多かりけり」〈平家・六〉