はなれ‐もの【離れ物】
1 仲間から離れているもの。「その中に美児ひとり、—にて艫櫓(ともやぐら)に上がり」〈浮・男色大鑑・四〉 2 普通とは異なる特殊な事情にあるもの。「慈悲善根なんどで子が生まるる程ならば、世に難産...
はなれ‐わざ【離れ業/離れ技】
普通の人にはできない難しい芸当や振る舞い。「—をやってのける」
はま‐おぎ【浜荻】
1 浜辺に生える荻。《季 秋》 2 アシの古名。「草の名も所によりてかはるなり難波(なには)の蘆(あし)は伊勢の—」〈菟玖波・雑三〉
はや‐びき【早引き/早退き】
[名](スル) 1 「早引け」に同じ。「風邪で—する」 2 (早引き)言葉や文字などを早く引き出すこと。また、早く引けるように作られた辞書や索引など。「—難字難読辞典」
はや‐みち【早道】
1 目的の場所へ早く行ける道。近道。「駅への—」 2 あまり手数をかけずに目的に達することができる簡便な方法。「語学上達の—」 3 早足で歩くこと。また、馬をはやく歩かせること。→地道(じみち)...
腹(はら)を据(す)・える
1 覚悟を決める。「—・えて難事にあたる」 2 がまんしてこらえる。心を落ち着ける。「あまりのことに—・えかねる」
はろ‐ばろ【遥遥】
[副]《古くは「はろはろ」》「はるばる」に同じ。「神々しいまでに美しい—とした稜線」〈井上靖・比良のシャクナゲ〉 「難波潟漕ぎ出(づ)る舟の—に別れ来ぬれど忘れかねつも」〈万・三一七一〉
歯(は)を食(く)い縛(しば)・る
悔しさ・苦痛などを歯をかみ合わせて必死にこらえる。「—・って苦難に耐える」
はん【伴】
[常用漢字] [音]ハン(漢) バン(呉) [訓]ともなう とも 〈ハン〉 1 連れ。とも。「伴侶(はんりょ)」 2 ともなう。連れて行く。おともをする。「随伴・同伴」
〈バン〉ともなう。「...
はん【半】
[音]ハン(呉)(漢) [訓]なかば [学習漢字]2年 1 二つに分けた片方。全体の二分の一。「半額・半径・半減・半身・半日・半半・半分/一半・過半・折半・前半・大半」 2 まだ全体に行き渡らな...