ゆき‐ざお【雪竿】
1 積雪の深さを測るために立てておく目盛りをつけたさお。《季 冬》 2 積雪で道が隠れたとき、道しるべとして立てるさお。
ゆき‐ざさ【雪笹】
キジカクシ科の多年草。林下に生え、高さ約40センチ。上部は斜めに伸び、全体に粗い毛がある。葉は広楕円形で、2列に互生。5、6月ごろ、白い小花を多数つけ、赤い実ができる。
ゆき‐しずり【雪垂り】
木の枝などに積もった雪が落ちること。また、その雪。ゆきしずれ。
ゆき‐しつ【雪質】
雪の性質および状態。新雪・しまり雪・ざらめ雪・霜ざらめ雪などがある。
ゆき‐しゃく【雪尺】
雪の深さを測るための物差し。目盛を付けた柱を地面にたてたもの。
ゆき‐しる【雪汁】
《「ゆきじる」とも》雪どけの水。ゆきしろ。《季 春》
ゆき‐しろ【雪代】
雪がとけて、川に流れ込む水。雪代水。《季 春》「—のひかりあまさず昏るるなり/稚魚」
ゆき‐じ【雪路】
雪の降り積もった道。ゆきみち。《季 冬》「—かな薪に狸折りそへて/鬼貫」
ゆき‐じもの【雪じもの】
《「じもの」は接尾語》雪のようなもの。副詞的に用い、雪のようにの意で、「行き」にかかる序詞の一部となる。「ひさかたの天伝(あまづた)ひ来る—行き通ひつつ」〈万・二六一〉
ゆき‐じょろう【雪女郎】
「雪女(ゆきおんな)」に同じ。