せつ‐もう【雪盲】
雪の反射光、特に強い紫外線により目の角膜・結膜に起こる炎症。雪目(ゆきめ)。《季 冬》
せつ‐もん【雪門】
服部嵐雪(はっとりらんせつ)系統の俳諧の流派。榎本其角(えのもときかく)の江戸座に対し、俳風は平明・温和。桜井吏登(さくらいりとう)・大島蓼太(おおしまりょうた)らの活躍で天明期(1781〜17...
せつ‐れい【雪嶺】
雪に覆われた山の峰。《季 冬》「汽車とまり遠き—とまりたり/誓子」
せんち【雪隠】
「せっちん(雪隠)」の音変化。
せんち‐こがね【雪隠金亀子】
甲虫目センチコガネ科の昆虫。体は丸く、藍紫色の光沢がある。獣糞に集まり、雌は掘った穴に糞を詰めて産卵する。
そそ・ぐ【雪ぐ/濯ぐ】
[動ガ五(四)] 1 水で汚れを洗い落とす。すすぐ。「手足を—・ぐ」 2 恥や汚名を新たな名誉を得ることによって消す。すすぐ。「恥辱を—・ぐ」 [可能]そそげる
なだ・る【雪崩る/傾る/頽る】
[動ラ下二]「なだれる」の文語形。
なだれ【雪崩/傾れ/頽れ】
《動詞「なだる」の連用形から》 1 (雪崩)山の斜面に積もった大量の雪が、急激にくずれ落ちる現象。表層雪崩・全層雪崩に分けられる。《季 春》「夜半さめて—をさそふ風聞けり/秋桜子」 2 斜めにか...
なだれ‐お・ちる【雪崩落ちる/傾れ落ちる】
[動タ上一][文]なだれお・つ[タ上二]斜めにずれて落ちる。傾いて落ちる。
なだれ‐げんしょう【雪崩現象】
ある出来事がきっかけとなって、多数が一斉に同じ方向に動き出すこと。