りょううん‐だい【凌雲台】
中国、魏の文帝が洛陽に築かせた楼閣。額に凌雲観と書かせるため書家を楼上に登らせたが、恐怖のため下りてきたときには頭髪が雪のように白くなっていたという。凌雲観。
凌雲(りょううん)の志(こころざし)
1 《「漢書」揚雄伝から》超然として俗世間の外にあろうとする志。 2 《「後漢書」馮衍伝から》高い地位にのぼろうとする志。青雲の志。
りょくしょく‐へんがん【緑色片岩】
低温で変成作用を受けてできる緑色の結晶片岩。緑泥石・白雲母(しろうんも)・緑簾石(りょくれんせき)・斜長石・石英などからなる。
りょくでい‐せき【緑泥石】
黒雲母(くろうんも)に似た組成をもつ複雑な層状の結晶構造の珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系。緑色ないし黒緑色で、ガラス光沢または真珠光沢があり、うろこ状・葉片状をなす。低温でできた変成岩、続...
りょ‐こう【閭巷】
村里。また、民間。「凡て—猥瑣の事には能く通暁していて」〈二葉亭・浮雲〉
り‐り【離離】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 よくみのって穂や枝が垂れ下がるさま。 2 草木が生い茂っているさま。「秋草—たる野原を」〈嶺雲・明治叛臣伝〉 3 ばらばらに散らばっているさま。「通篇脈絡—と...
りん【鱗】
[人名用漢字] [音]リン(呉)(漢) [訓]うろこ こけら 1 魚のうろこ。「鱗介・鱗族/魚鱗・銀鱗・逆鱗(げきりん)・細鱗・片鱗」 2 うろこ状のもの。「鱗雲・鱗粉・鱗毛」
りん‐うん【鱗雲】
巻積雲(けんせきうん)のこと。うろこぐも。
リンコンデラビエハかざん‐こくりつこうえん【リンコンデラビエハ火山国立公園】
《Parque Nacional Volcán Rincón de la Vieja》コスタリカ北西部、グアナカステ県にある国立公園。リンコン‐デ‐ラ‐ビエハ山とサンタマリア山という二つの火山を...
るす‐がみ【留守神】
神無月(かんなづき)に出雲に参集せず、その土地にとどまるという神。恵比須神が多いが、地方によって違いがある。