なつ‐ぐも【夏雲】
夏空に現れる雲。入道雲・夕立雲・雷雲など変化が多い。《季 夏》
ブルー‐ジェット【blue jet】
雷雲上空で発生する放電・発光現象。成層圏の高度約30キロメートルから70キロメートル付近で見られ、上に向かって伸びる細長い形で、青く輝く。雷放電と必ずしも同期せず、単体で発生する。スプライトやエ...
ゆうどう‐らい【誘導雷】
雷撃の種類の一つ。落雷や雲間放電によって雷雲底部の負電荷が中和されることにより、地上に帯電していた正電荷が地面に向かって放電する。
ゆうどう‐らいサージ【誘導雷サージ】
落雷が電力線や通信ケーブルなどに誘導電流を発生することによって起こる雷サージ。落雷による電磁誘導雷サージと雷雲の接近にともなう静電誘導雷サージの二種類に分類される。しばしば電子機器の破損の原因となる。
らい【雷】
[常用漢字] [音]ライ(呉)(漢) [訓]かみなり いかずち 1 かみなり。「雷雨・雷雲・雷光・雷電・雷同・雷鳴/遠雷・春雷・迅雷・落雷・避雷針」 2 うるさく響くもの。「蚊雷(ぶんらい)」 ...
かみなり‐ぐも【雷雲】
⇒らいうん(雷雲)
らい‐サージ【雷サージ】
雷によって電力線や通信ケーブルなどに瞬間的に高い電圧が発生し、大きな電流が流れる現象。落雷による直撃雷サージ、稲妻や雷雲の接近が間接的に誘導電流を引き起こす誘導雷サージ、地面からアースを経由して...
らく‐らい【落雷】
[名](スル)雷が落ちること。雷雲と地面との間に放電が起こること。地上の突起物に落ちやすい。対地放電。「立ち木に—する」《季 夏》→雷撃1
らん‐きりゅう【乱気流】
大気中の小さな渦による不規則な気流。高山の周辺や雷雲・ジェット気流に伴って発生することが多く、飛行中の航空機に動揺を与える。
レーザー‐ゆうらい【レーザー誘雷】
レーザーによる誘雷。雷雲に向けて高出力のレーザーを射出してプラズマを発生させ、そこを雷の通り道とすることで、安全な避雷設備に誘導する。実用化に向けた研究が進められている。レーザー避雷針。