しん‐げん【震源】
1 地震の際、地球内部で、最初に地震波を発生した点。→震源地 →震央 2 ある事件などの起こったもと。また、そのもととなる人。「うわさ話の—」
しんげん‐いき【震源域】
地震波を発生する領域。地震の際にずれ動いた断層を囲む範囲と考えられる。
しんげん‐だんそう【震源断層】
地震の震源となった地下深部の断層。
しんげん‐ち【震源地】
1 震央付近の地域。→震源 2 周囲に波及する出来事が最初に起こった場所。「金融危機の—である米国」「うわさの—」
しんげん‐パラメーター【震源パラメーター】
発生した地震を特徴づける断層に関する幾何学的・力学的諸量の総称。断層面の傾きや走向、断層のずれ方などがある。
しん‐さい【震災】
1 地震による災害。 2 関東大震災、阪神・淡路大震災および東日本大震災のこと。
しんさい‐かんれんし【震災関連死】
地震による災害が発生した際、建物の倒壊・火災・津波など震災の直接的な被害ではなく、避難生活の疲労や環境の悪化などによって、病気にかかったり、持病が悪化するなどして死亡すること。災害関連死の一つ。
しんさい‐きねんび【震災記念日】
大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災における遭難死者を追弔し、記念する日。《季 秋》
しんさい‐こん【震災婚】
震災をきっかけとした結婚。 [補説]東日本大震災後、特に女性の結婚への願望が高まったとの分析もなされたが、厚生労働省の人口動態統計によれば、平成23年(2011)の婚姻件数は前年を下回り戦後最低...
しんさい‐てがた【震災手形】
関東大震災のため支払い不能になった手形。震災手形割引損失補償令の適用を受けたが、第一次大戦後の不況による不良手形を多く含んでおり、金融恐慌の原因となった。