しんぱつ‐げっしん【深発月震】
深さ800〜1000キロメートルを震源とする、マグニチュード3程度の月震のこと。→月震
しんぱつ‐じしん【深発地震】
震源の深さが300キロより深い所で起こる地震。70キロ以上300キロ未満の深さで起こるものは「やや深発地震」という。→浅発(せんぱつ)地震
じ‐しん【地震】
地球内部の急激な変動による振動が四方に伝わり大地が揺れる現象。地殻や上部マントルに蓄積された歪みエネルギーが限度を超えると岩石が破壊され、弾性振動となって放出されて起こる。地震そのものの規模をマ...
じゃく‐しん【弱震】
地震の強さの旧階級。家が揺れ、戸や障子ががたがたし、つるした電灯や容器内の水面の動くのがわかる程度とされ、震度3にあたった。→震度
じょうがん‐じしん【貞観地震】
貞観11年5月(869年7月)、三陸沿岸を襲った大地震。倒壊と津波による被害で、多数の死者が出た。特に津波は多賀城下を襲い、内陸部まで広く水浸しとなった(貞観の大津波)。地震の規模はマグニチュー...
じんこう‐じしん【人工地震】
地下構造や地下資源の調査のために、火薬の爆発などによって人工的に起こす地震。
スマトラおき‐じしん【スマトラ沖地震】
1 2004年12月26日、インドネシアのスマトラ島北部西方沖で発生した大規模な地震。マグニチュードは9.1。大津波を引き起こし、インド洋沿岸諸国で約30万人の死者・行方不明者を出した。 2 2...
スロー‐じしん【スロー地震】
通常の同規模の地震に比べ、地震波を発する継続時間が長い現象の総称。GPSなどによる詳細な観測網の整備によっていくつかに分類できることが明らかになり、スロースリップ、深部低周波微動、浅部超低周波地...
せい‐しん【制振/制震】
建物に施した装置で、地震や新幹線・大型トラックが付近を通過することなどによる振動を軽減すること。→耐震 →免震
せい‐しん【星震】
星の表面に生じる振動や波動現象。太陽の場合は日震と呼ばれる。太陽以外の恒星は極めて遠方に位置するため観測が困難だったが、2000年代以降、人工衛星による高精度の分光観測が行われ、いくつかの恒星に...