ゆき‐まろげ【雪丸げ】
「雪転がし」に同じ。《季 冬》「霜やけの手を吹いてやる—/羽紅」〈猿蓑〉
ゆき‐やけ【雪焼け】
[名](スル) 1 雪に反射した太陽光線で皮膚が黒くなること。《季 冬》 2 霜焼け。
ゆくとり‐の【行く鳥の】
[枕]飛ぶ鳥が先を争うようにの意で「争ふ」に、また、群れをなして飛び立つところから「群がる」にかかる。「露霜の消なば消ぬべく—争ふはしに」〈万・一九九〉 「舎人(とねり)の子らは—群がりて待ち」...
ゆ‐ざさ【斎笹】
神事に用いる清浄な笹。また、清らかな感じの笹。「はなはだも夜ふけてな行き道の辺(へ)の—の上に霜の降る夜を」〈万・二三三六〉
ゆだて‐かぐら【湯立て神楽】
湯立てを行事の中心とする神楽。→霜月神楽(しもつきかぐら)
よう【葉】
[音]ヨウ(エフ)(呉)(漢) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]は [学習漢字]3年 〈ヨウ〉 1 草や木のは。「葉柄・葉緑素/荷葉・紅葉(こうよう)・子葉・枝葉・霜葉・単葉・竹葉・嫩葉(ど...
よう‐どう【揺動】
[名](スル)ゆれ動くこと。また、ゆり動かすこと。動揺。「風は葉もなき万樹をふるいて…霜を含める空明に—し」〈蘆花・自然と人生〉
よそ‐げ【余所げ】
[形動ナリ]よそよそしいさま。知らん顔でいるさま。「もみぢ葉はおのが染めたる色ぞかし—における今朝の霜かな」〈新古今・冬〉
よ‐どの【夜殿】
寝所。寝室。「置く霜の暁起きを思はずは君が—に夜離(が)れせましや」〈後撰・恋五〉
よ‐なが・し【夜長し】
[形ク]夜が長い。「なよ竹の—・きうへに初霜のおきゐて物を思ふころかな」〈古今・雑下〉