ナトリウム‐ランプ
《(和)Natrium(ドイツ)+lamp》不活性ガスを封入した発光管中にナトリウムを入れておき、ナトリウム蒸気により橙色(だいだいいろ)光を出し、霧などに対する透光性を良くしたもの。ナトリウム灯。
斜(なの)めなら◦ず
ひととおりでない。いいかげんでない。「苦しき御心地にも、—◦ずかしこまりかしづき聞こえ給ふ」〈源・夕霧〉
なま‐けやけ・し【生けやけし】
[形ク]なんとなく煩わしい。「—・しとは見給へど」〈源・夕霧〉
なま‐むつか・し【生難し】
[形シク]なんとなくめんどうである。こうるさい。「しばしは、—・しう煩はしきやうにはばからるることあれど」〈源・夕霧〉
ナミブ‐さばく【ナミブ砂漠】
《Namib Desert》アフリカ南西部にある砂漠。大西洋岸に沿い、アンゴラ南部からナミビア南端まで南北約2000キロメートルにわたって続く。年間降水量100ミリメートル以下であり、非常に乾燥...
なめ‐こ【滑子】
モエギタケ科のキノコ。秋から冬にかけ、ブナなどの枯れ木に生える。茶色で、全体が粘液に覆われる。人工栽培もされ、色は淡い。味噌汁の具やおろし和えなどにする。《季 冬》「霧さむき月山—食ひ惜しむ/楸邨」
なよ・ぶ
[動バ上二] 1 しなやかになる。柔らかくなる。「—・びたる御衣ども脱い給うて」〈源・夕霧〉 2 物腰などがなよなよしている。しとやかである。「内侍は、ねびたれど、いたくよしばみ—・びたる人の」...
名(な)を取(と)・る
評判を得る。名を得る。「あだなる—・り給ふ面(おもて)起こしに」〈源・夕霧〉
にしにほん‐かざんたい【西日本火山帯】
山陰地方から九州を経て南西諸島に至る火山帯。従来の大山(だいせん)火山帯と霧島火山帯を包括する。南海トラフ・南西諸島海溝とほぼ平行で、岩石分布の特徴が東日本火山帯と異なる。
にほんのくろいきり【日本の黒い霧】
松本清張によるルポルタージュ。雑誌「文芸春秋」に昭和35年(1960)1月号から12月号まで連載。下山事件、帝銀事件など、戦後の日本で起きた未解決事件の真相を推理する。単行本は昭和35年(196...