あお‐てんじょう【青天井】
1 青い空を天井に見立てた語。 2 取引で、相場の上限のないこと。
あお‐でい【青泥】
青金(あおきん)の粉をにかわでまぜて泥状にした彩色の材料。青金泥(あおきんでい)。
あお‐でんしゃ【青電車】
終電車の一つ前に運行する路面電車。前後部の行き先標識を青電球で照明するところからいう。青電。→赤電車
あお‐と【青砥】
色が青く、きめの細かい粘板岩で作った砥石(といし)。中研ぎに用いる。
あお‐とかげ【青蜥蜴】
トカゲの子。尾部が青緑色をしている。《季 夏》
あおとぞうしはなのにしきえ【青砥稿花紅彩画】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。文久2年(1862)江戸市村座初演。通称、弁天小僧・白浪五人男。別外題、弁天娘女男白浪。
あおとふじつなもりょうあん【青砥藤綱模稜案】
読本。10巻。曲亭馬琴著。葛飾北斎画。文化8〜9年(1811〜12)刊。日本や中国の裁判記録を題材に、青砥藤綱の名裁判で事件が解決する形式に脚色したもの。
あお‐どうしん【青道心】
1 出家したばかりで仏道にうとい者。今道心。新発意(しんぼち)。「炮烙頭巾(ほうろくづきん)の—、墨の衣の玉襷(たまだすき)」〈浄・天の網島〉 2 よく考えもせずに起こした信仰心。なま道心。「そ...
あお‐どさ【青土佐】
土佐から産出する和紙の名。青色で紙質が厚く、箱の目張りなどに用いた。
あお‐どろ【青泥】
大陸棚の堆積物で、硫化鉄などを含む青色の泥。珪酸を60パーセント以上含む。