せい‐し【静止】
[名](スル) 1 じっとして動かないこと。「—画面」 2 物体の位置が時間的に変わらないこと。運動の速度が零である状態。⇔運動。
せいし‐えいせい【静止衛星】
地上からは静止しているように見える人工衛星。赤道上の高度約3.6万キロの円軌道上を、地球の自転と同じ周期で同じ向きに公転する。気象衛星・通信衛星などに利用。
せいしえいせいがた‐えいせいこうほうほきょうシステム【静止衛星型衛星航法補強システム】
⇒エスバス(SBAS)
せいしえいせい‐きどう【静止衛星軌道】
「静止軌道」に同じ。
せいし‐エネルギー【静止エネルギー】
静止している物体がもつエネルギー。その大きさは、相対性理論では静止質量と光速の2乗の積で表され、素粒子物理学では素粒子の質量に等しい。
せいし‐かく【静止核】
細胞が分裂過程に入っていない時期の細胞核。休止核。
せいし‐が【静止画】
特に動画に対して、連続していない単独の画像。主にデジタル化された動きのない画像のことを指し、印刷したイラスト・写真や絵画のことを、ふつう静止画とはいわない。→動画
せいし‐きどう【静止軌道】
人工衛星がとる軌道の一つ。地球の自転と同じ周期で公転する円軌道のこと。地上からは見かけ上、静止しているように見えるため、通信衛星や気象衛星の軌道として利用される。静止衛星軌道。GEO(geost...
せいし‐しつりょう【静止質量】
相対論的力学で、質量を速度によって変化する値と定義するときに、速度零の場合の質量。ニュートン力学における質量と等しい。
せいし‐しりょく【静止視力】
静止している物を見分ける能力。動体視力に対していう。