くらげ‐の‐ほね【水母の骨】
《クラゲには骨がないところから》ありえない物事のたとえ。また、非常に珍しい物事のたとえ。
くろい‐ダイヤモンド【黒いダイヤモンド】
石炭の別称。石油がエネルギーの主流になる以前、石炭が経済にとって非常に重要な資源だったことから。
くろがね‐の‐しろ【鉄の城】
非常に堅固な城のたとえ。
くろ‐ぐろ【黒黒】
[副](スル)非常に黒いさま。真っ黒なさま。「墨—と書く」「—(と)した髪」
グスリ【(ロシア)gusli】
ロシアのチター型撥弦(はつげん)楽器。その起源は非常に古い。翼形とかぶと形の二つのタイプがあり、前者はロシア北西部に広く分布している。16世紀末頃から長方形の卓上型グスリも現れた。
ぐな‐ぐな
[副]非常に柔らかで、しっかりしていないさま。ぐにゃぐにゃ。「身体は—、眼ばかり据(す)えて」〈紅葉・二人女房〉
グラファイト‐シート【graphite sheet】
炭素の同素体であるグラファイト(石墨)を薄いシート状にしたもの。平面方向への熱伝導率が非常に高く、コンピューターのCPUの放熱・冷却に利用される。
け【毛】
1 生物の体表に生えている糸状のもの。鞭毛(べんもう)・繊毛・刺毛・剛毛・羽毛なども含む。 ㋐哺乳類の皮膚に生じる表皮の変形器官。全身のほとんどを覆う、角質の構造物。 ㋑頭髪。髪の毛。「—を染め...
けしゅう【怪しう/異しう】
[副]《形容詞「け(怪)し」の連用形「けしく」のウ音便形から》 1 程度のはなはだしいさま。非常に。「—つつましきことなれど」〈かげろふ・下〉 2 (あとに打消しの語を伴って用いる)たいして。そ...
けち‐りん
(下に打消しの語を伴って用いる)非常にわずかなこと。ほんの少し。「おれが済みすましを付けたから—も間違(まちげえ)はねえ」〈滑・浮世風呂・四〉