目(め)と鼻(はな)の先(さき)
目と鼻との間のように距離が非常に近いこと。目と鼻の間(あいだ)。「ここから駅は—だ」
目(め)も及(およ)ば◦ず
《すべてを見ることができない、の意》非常にすばらしい。りっぱである。「—◦ぬ御書きざまも」〈源・帚木〉
もくぶ‐せんい【木部繊維】
植物の木部の構成要素の一。細胞壁が木質化し厚く、細長くて両端のとがった細胞。また、その集まり。多く含まれていると非常に堅い材となる。木質繊維。
もの‐すさまじ・い【物凄じい】
[形][文]ものすさま・じ[シク]《「ものすさましい」とも》 1 なんともいえず激しい。「—・い地鳴り」 2 非常に恐ろしい。見る人をぞっとさせる。「—・い顔つきの鬼女」 3 なんとなく興ざめが...
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)
《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあることから》一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。両刃の剣。
モーメント【moment】
1 非常に短い時間。瞬間。瞬時。 2 契機。きっかけ。 3 ある点を中心として運動を起こす能力の大きさを表す物理量。定点から任意の点までの位置ベクトルと、その点におけるベクトル量との積で表される...
八重(やえ)の潮路(しおじ)
非常に長い海路。八潮路(やしおじ)。「追風に—を行く舟のほのかにだにもあひみてしかな」〈新古今・恋一〉
八重(やえ)の山路(やまじ)
非常に長い山路。「限りあれば—をへだつとも心は空に通ふとを知れ」〈玉葉集・旅〉
や‐お【八百】
百の八倍。はっぴゃく。また、非常に数の多いこと。多く、名詞に付いて接頭語的に用いられる。「—日(か)」「—丹(に)よし」
やお‐え【八百重】
幾重にも重なっていること。非常に遠く隔たっていること。また、その場所。「滄海原(あをうなはら)の潮の—を治(しら)すべし」〈神代紀・上〉