めんそう‐ふで【面相筆】
日本画用の絵筆の一。眉毛(まゆげ)や鼻の輪郭など細い線を描くのに用いる、穂先のきわめて細長いもの。
めん‐たい【面体】
防塵(ぼうじん)・防毒のための、密閉性が高いマスク。鼻と口のみを覆う半面型面体と、顔全体を覆う全面型面体とがある。有害物質を除去するため、吸収缶とよばれる濾過材を備えるものもある。
めん‐たいしょう【面対称】
一平面に関してある二点が、相互間をその平面によって垂直二等分される位置関係にあること。図形では、一つの平面を平面鏡として、ある図形が、その平面鏡に映した物体と像とのような関係にあること。
めん‐だこ【面蛸】
頭足綱メンダコ科のタコ。深海にすむ。体は著しく平たく、直径約20センチの円盤状で、短い腕は広い膜でつながっている。
めん‐だん【面談】
[名](スル)面会して直接話をすること。「来客と—する」「委細—」
めん‐ちょう【面疔】
顔にできる悪性のできものの癤(せつ)。主として黄色ぶどう球菌が毛包または皮膚腺(ひふせん)に入って起こり、激痛と高熱を伴う。抗生物質が有効。顔面癤。
めん‐ちん【面陳】
[名](スル) 1 面と向かって述べること。「自ら参上して、—す可し」〈竜渓・経国美談〉 2 書店で、雑誌や本を棚に立て、背ではなく表紙を見せて陳列する売り方。
めん‐つ【面桶】
「めんつう(面桶)」の音変化。
メンツ【面子】
《(中国語)》 1 体面。面目。「—を立てる」「—がつぶれる」「—にかかわる」 2 マージャンを行うためのメンバー。転じて、会合などの顔ぶれ。「—がそろう」 3 マージャンで、3個でひとそろいと...
めん‐つう【面桶】
《「つう(桶)」は唐音》 1 一人前ずつ飯を盛って配る曲げ物。のちには、乞食の持つものをいう。めんぱ。めんつ。 2 茶道で、曲げ物の水こぼしのこと。1の形を模したもの。めんつ。