かわ‐お【革緒】
なめし革で作ったひも。古くは太刀の緒として用いた。
かわ‐おどし【革威】
鎧(よろい)の札(さね)を革ひもでつづり合わせること。また、その鎧。
かわお‐の‐たち【革緒の太刀】
太刀の帯に平緒でなく革緒を用いた、兵仗(ひょうじょう)の太刀。公家の野太刀。非常の場合や遠行の際に、自衛のために佩用(はいよう)した。
かわ‐おび【革帯/皮帯】
1 革製の帯。ベルト。バンド。 2 「かくたい(革帯)」に同じ。
かわ‐ぐ【革具/皮具】
皮革で作った道具。
かわ‐ぐそく【革具足】
革で作った具足。
かわ‐ぐつ【革靴/皮靴】
皮革で作ったくつ。
かわ‐こざね【革小札】
牛の撓(いた)め革(がわ)で作った、鎧(よろい)の小札。
かわ‐ご【皮籠/革籠】
竹や籐(とう)などで編んだ上に皮を張った、ふたつきのかご。のちには、紙張りの箱、行季などもいう。
かわ‐ごい【革鯉】
人工飼育によるドイツゴイの一種。うろこがごく少ないか、またはまったくなく、皮膚がなめし皮のようなのでこの名がついた。