しんけい‐しょう【神経鞘】
末梢神経の神経線維(軸索)の最外層にある膜。シュワン細胞とよばれる薄い細胞からなり、栄養補給を担うとされる。シュワン鞘。
じゅん‐ざや【順鞘】
1 株式相場で、当然高くてよい銘柄が高く、当然安くてよい銘柄が安いこと。⇔逆鞘。 2 市中銀行の貸出金利が中央銀行の基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)を上回った場合、およびその差。⇔逆鞘。...
ずい‐しょう【髄鞘】
神経細胞の軸索を包む鞘(さや)状の被膜。一種の絶縁体の役をし、一定間隔で欠如部分がある。ミエリン鞘。
そら‐ざや【空鞘】
1 刀身よりもずっと長く作ったさや。 2 余裕。ゆとり。「—モナイ人」〈日葡〉 3 中身と外見が違うこと。「仲人の—もなき無疵もの」〈柳多留拾遺・初〉
てんもく‐ざや【天目鞘】
槍(やり)の鞘(さや)で、天目茶碗をふせたような形をしたもの。
とりげ‐ざや【鳥毛鞘】
鳥毛を装飾としてつけた槍の鞘(さや)。
ない‐しょう【内鞘】
高等植物の茎または根の内皮のすぐ内側にあって、維管束を囲む柔組織の細胞層。根ではこれが分裂して側根を形成する。
なげ‐ざや【投げ鞘】
槍(やり)の鞘(さや)の一。毛皮などで長く作り、先端を折りたらして飾りとするもの。
ね‐ざや【値鞘】
取引市場で、値段の差。相場の開き。「—が大きい」
ひかり‐ぼや【光海鞘】
ヒカリボヤ科の原索動物。暖海を浮遊する。多くの個虫が並んで約20センチの中空円筒形の群体をなし、よく発光する。