こうがい‐か【口蓋化】
音声学の用語。[i]のような前舌の母音あるいはこれに類する[j]に近接する音が同化されて、前舌面が硬口蓋に近づく現象。キ[ki]の舌の位置がカ[ka]よりも前であることや、歴史的にタ行のチが[t...
こうがく‐ろくおん【光学録音】
映画フィルムなどで、音声の信号を光に変え、フィルム上に面積の大小や濃淡など通過光量の変化として記録する録音方式。コンパクトディスクの録音・再生方式にもいう。光(ひかり)録音。
こうきのう‐けいたいでんわ【高機能携帯電話】
音声通話以外に電子メール・インターネット接続・デジタルカメラなど、さまざまな機能をもつ携帯電話。スマートホンやフィーチャーホンなど。多機能携帯電話。
こうこうがい‐おん【硬口蓋音】
音声学で、前舌面と硬口蓋との間で調音される音。[c][ɟ][ɲ]など。顎音(がくおん)。上顎音。
こう‐ご【口語】
1 日常の談話などに用いられる言葉遣い。話し言葉。口頭語。音声言語。⇔文語。 2 明治以降の話し言葉と、それをもとにした書き言葉とを合わせていう。⇔文語。 [補説]明治以前の言葉についても、それ...
こうわ‐ほう【口話法】
聴覚障害者に対して音声言語に基づいて言語を教える方法。補聴器を活用する聴能、話し手の口の動きや表情を読み取る読話、正常な発音器官を訓練しての発語の要素がある。
こえ‐がわり【声変(わ)り】
[名](スル)声が変わること。第二次性徴の一つで、思春期のころ、声帯が変化して音声や声域が変わること。男子では声域が約1オクターブ低くなる。
こき‐おん【呼気音】
音声学で、吐く息によって発せられる音。普通の言語音はこれにあたる。⇔吸気音。
こくさい‐おんせいきごう【国際音声記号】
《International Phonetic Alphabet》あらゆる言語音を表記することができるよう、国際音声学協会が定めた音声記号。1888年に制定され、その後数次の改訂がなされた。ロー...
こてい‐ビットレート【固定ビットレート】
《constant bit rate》音声や動画データの圧縮の際などに用いられる方式の一。転送データを一定のビットレートで圧縮すること。一定ビットレート。CBR。→可変ビットレート