デジタル‐ろくおん【デジタル録音】
連続的に変化するアナログの音声信号を、0と1からなるデジタルデータに変換して記録すること。エンコード(符号化)にはPCMやDSDという方式が用いられる。
でんし‐おん【電子音】
電子回路で合成された音。いろいろな音を作り出せる。
と【音】
おと。ね。「風の—の遠き我妹(わぎも)が着せし衣(きぬ)手本(たもと)のくだりまよひ来にけり」〈万・三四五三〉
とう‐いん【唐音】
⇒とうおん(唐音)
とう‐おん【唐音】
1 日本における漢字音の一。狭義には、江戸時代に、長崎を通じて伝えられた、中国、明から清の初期の中国語の発音によるもの。禅僧・長崎通事・貿易商などによって伝えられた。広義には、江戸時代以前から広...
とうそう‐おん【唐宋音】
⇒唐音(とうおん)
とお‐ね【遠音】
遠くの方から、また、遠くまで聞こえる音。とおと。「—に響く夕べの鐘」
とも‐ね【共音】
一緒に声を立てること。一緒に泣くこと。また、その声。「人々—に泣きぬ」〈鴎外訳・即興詩人〉
とも‐ね【鞆音】
弓を射たとき、弦が鞆(とも)に触れて鳴る音。「心ある射手の舎人のけしきかな玉しく庭に—響きて」〈夫木・一〉
鶏(とり)の空音(そらね)
鶏の鳴きまね。中国、戦国時代、斉(せい)の孟嘗君(もうしょうくん)が秦から脱出するとき、夜中に函谷関に着き、従者が鶏の鳴き声をまねて門を開かせて、無事に関を越え追っ手から逃れたという故事による。