わぎえ【我家】
《「わがいえ」の音変化》自分の家。わがや。「愛(は)しけやし—の方よ雲居立ち来も」〈記・中・歌謡〉
わぎも【吾妹】
《「わがいも」の音変化》男性が妻や恋人を、また一般に、女性を親しみの気持ちを込めて呼ぶ語。わぎもこ。「山川を中に隔(へな)りて遠くとも心を近く思ほせ—」〈万・三七六四〉
わぎもこ‐に【吾妹子に】
[枕]吾妹子に会う意から、「あふ」と同音を含む「逢坂山」「近江(あふみ)」「楝(あふち)の花」「淡路(あはぢ)」にかかる。「—あふちの花は散り過ぎず」〈万・一九七三〉
わぎもこ‐を【吾妹子を】
[枕]「吾妹子をいざ見む」「吾妹子を早見む」の意から、同音を含む地名「いざみの山」「早み浜風」にかかる。「—いざみの山を高みかも」〈万・四四〉 「—早み浜風大和なる」〈万・七三〉
わ‐ぎょう【わ行/ワ行】
五十音図の第10行。わ・ゐ・う・ゑ・を。
わく【惑】
[常用漢字] [音]ワク(呉) [訓]まどう 1 心が何かにとらわれて正しい判断ができなくなる。まどう。まどわす。「惑乱/疑惑・幻惑・眩惑(げんわく)・蠱惑(こわく)・困惑・当惑・不惑・魅惑・迷...
わく【或】
[人名用漢字] [音]ワク(呉) [訓]あるいは ある あるは ある人。ある。「或体・或問」 [難読]或者(あるいは・もしくは)
わくんのしおり【和訓栞】
江戸後期の国語辞書。93巻。谷川士清(ことすが)編。安永6〜明治20年(1777〜1887)刊。3編からなり、前編には古語・雅語、中編には雅語、後編には方言・俗語を収録。第2音節までを五十音順に...
ワグネリアン【Wagnerian】
ドイツの作曲家リヒャルト=ワグナーの音楽を愛好する人。ワグナー崇拝者。
わ‐げん【和弦】
⇒和音(わおん)2