わこうど【若人】
《「わかびと」の音変化》若い人。わかもの。青年。「—の祭典」
わ‐こく【和国/倭国】
日本の国。また、昔、中国から日本を呼んだ名。「—は、単律の国にて、呂の音なし」〈徒然・一九九〉
わご‐おおきみ【我ご大君】
「わがおおきみ」の音変化。「やすみしし—高照らす日の皇子」〈万・五二〉
わごくへん【倭玉篇/和玉篇】
室町中期の漢和字書。3巻。編者・成立年未詳。漢字を部首により分類、片仮名で音訓を示す。わぎょくへん。
わ‐ごれ
[代]「わごりょ(我御料)」の音変化。「—たちより吟味して」〈浮・歌三味線・三〉
わさ‐わさ
[副](スル) 1 ざわざわして落ち着かないさま。「人の出入りが多く、あたりが—している」 2 草や木の葉が、風などで揺れるさま。また、物を揺するさまや、その音。「森の木々が—(と)揺れている」...
わざっ‐と【態っと】
[副]《「わざと」の音変化》 1 「わざと1」に同じ。「—年の違ったのを貰ったもんだから」〈鏡花・化銀杏〉 2 「わざと5」に同じ。「これは余り少ないが、—お近付になったしるしの土産だよ」〈人・...
わざと‐め・く【態とめく】
[動カ四]わざとらしく見える。「—・き由ある火桶に」〈源・初音〉
わし【私/儂】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。近世では女性が親しい相手に対して用いたが、現代では男性が、同輩以下の相手に対して用いる。「—がなんとかしよう」「こな様それでも済もぞいの、—は病にな...
わしゃ‐にんしき【話者認識】
人間の音声の特徴から、コンピューターで発話者を識別すること。会話の内容を個人別に音声認識することや、生体認証などに利用される。