いきどう・し【息だうし】
[形シク]《「いきだわし」の音変化》息苦しい。「しばらくもたれて居給ひけるが、—・しくやありなん」〈父の終焉日記〉
い‐きょう【異香】
すぐれたよいかおり。いこう。「音楽空に聞こえ、—室に薫ず」〈沙石集・一〇〉
い‐きょく【夷曲】
《古く「ひなぶり」に当てた「夷曲」を音読みにした語》 1 記紀にみられる上代の歌謡の一種。ひなぶり。 2 狂歌。ひなぶり。
息(いき)を殺(ころ)・す
呼吸の音もさせないで、じっとしている。「—・して物陰にひそむ」
い‐ぎ【異義】
1 異なった意味。「同音—」 2 「異議(いぎ)1」に同じ。「早々渡せ、—に及ばばぶち殺さん」〈浄・国性爺〉
いぎ‐ふ【意義符】
漢字の構成要素のうち、主として意義を表す部分。「坂」の「」や「泣」の「氵」など。意符。→音符2
いく【育】
[音]イク(呉)(漢) [訓]そだつ そだてる はぐくむ [学習漢字]3年 1 そだてる。「育児・育成/愛育・教育・訓育・薫育・飼育・体育・知育・徳育・傅育(ふいく)・保育・養育」 2 成長する...
いく【郁】
[人名用漢字] [音]イク(呉)(漢) 1 香りがいい。かぐわしい。「馥郁(ふくいく)」 2 文化が盛んなさま。「郁郁」 [名のり]あや・か・かおる・たかし・ふみ [難読]郁子(むべ)
いく‐じ【意気地】
《「いきじ」の音変化》事をやりとげようとする気力。
意気地(いくじ)がな・い
1 やりとげようとがんばる気力がない。「これしきで弱音をはくとは—・い」 2 だらしがない。しまりがない。「泥溝板(どぶいた)のうえに—・い下駄の音が聞えて」〈万太郎・末枯〉