ぼおん
[副] 1 鐘などが低く鳴り響くさま。「大きな柱時計が—と鳴る」 2 物を強く打つさま。物が勢いよく当たるさま。「—と壁にぶつかる」 3 火が勢いよく燃えあがるさま。また、爆発したり破裂したりす...
ゆす・る【揺する】
[動ラ五(四)] 1 ゆり動かす。「ぶらんこを—・る」「からだを—・って笑いこける」 2 人をおどして金品を出させる。「盛り場で金を—・られる」 3 ゆれ動く。ゆれる。「天地—・りて響く」〈宇津...
よ‐ごえ【夜声】
夜に聞こえる声。夜中に高く響く声。「隼人(はやひと)の名に負ふ—いちしろく我が名は告(の)りつ妻と頼ませ」〈万・二四九七〉
らい【雷】
[常用漢字] [音]ライ(呉)(漢) [訓]かみなり いかずち 1 かみなり。「雷雨・雷雲・雷光・雷電・雷同・雷鳴/遠雷・春雷・迅雷・落雷・避雷針」 2 うるさく響くもの。「蚊雷(ぶんらい)」 ...
らい‐どう【雷動】
かみなりの鳴り響くように、どよめき騒ぐこと。「夜々の蜂起、谷々の—やむ時無し」〈太平記・二四〉
らい‐どう【雷同】
[名](スル)《「礼記」曲礼上から。雷の音に応じて万物が響く意》自分自身の考えをもたず、むやみに他人の説や行動に同調すること。「付和—」「卑屈の気風に制せられ其気風に—して」〈福沢・学問のすゝめ〉
りゅう‐りょう【嚠喨/瀏亮】
[ト・タル][文][形動タリ]楽器・音声がさえてよく響くさま。「—たる楽の音何所(いずこ)より来るぞ」〈独歩・愛弟通信〉
りょう‐りょう【喨喨】
[ト・タル][文][形動タリ]音の明るく澄んで鳴り響くさま。「—たるトランペットの響き」
りん‐ろう【琳瑯/琳琅】
[名]美しい玉の名。また、美しい詩文をたとえていう語。「芸術家は無数の—を見、無上の宝璐(ほうろ)を知る」〈漱石・草枕〉 [ト・タル][文][形動タリ]玉などが触れ合って美しく鳴り響くさま。...
れい‐れい【玲玲】
[形動タリ]音が美しく鳴り響くさま。「—たる鈴の声は」〈太平記・二五〉