えせ‐ずりょう【似非受領】
とるにたりない下級の受領。「何とも見入れ給ふまじき—のむすめなどさへ」〈源・葵〉
えぞ‐かんれい【蝦夷管領】
鎌倉幕府の職名。奥羽や北海道の蝦夷を鎮め、辺境を防備するために津軽に置かれた。蝦夷代官。
えり【襟/衿/領】
1 衣服の首回りの部分。また、そこにつける縁どりの布。 2 首の後ろの部分。首筋。えりくび。 3 上着、下着を重ねて着て、一つに前を合わせること。「三つ—」 4 掛け布団の、首のあたる部分にかけ...
えん‐りょう【円領】
⇒盤領(ばんりょう)
おうしゅう‐かんれい【奥州管領】
⇒奥州探題(たんだい)
おう‐りょう【押領】
[名](スル) 1 他人の物、所領などを力ずくで奪い取ること。「義親の出雲に叛き、為朝の九州を—し」〈田口・日本開化小史〉 2 兵を監督・統率すること。「—せしめて、速やかに相救援せよ」〈続紀・淳仁〉
おう‐りょう【横領】
[名](スル)他人または公共の物を不法に自分の物とすること。「公金を—する」
おお‐くび【大領/衽】
袍(ほう)・直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)などの前襟。おくび。
おさ‐め【長女/専領】
平安時代、雑用などにあたった下級の女官。一説に、その女官頭とも、下級の老女のことともいう。
おん‐りょう【恩領】
「恩地」に同じ。