うな‐つき【項着き/頸着き】
子供の後ろ髪の先が襟首のあたりにつくくらいになっていること。また、そのころの年齢。「—の童髪(わらはがみ)には結ひ幡(はた)の袖付け衣着し我を」〈万・三七九一〉 [補説]一説に、用例中の原表記「...
くび【首/頸】
1 脊椎動物の頭と胴をつないでいる部分。頸部(けいぶ)。 2 1の上の部分全体。あたま。かしら。こうべ。「—をかしげる」 3 1に似た形。また、それに該当する部分。「びんの—」 4 衣服の1にあ...
くび‐かざり【首飾り/頸飾り】
宝石・貴金属などをつないだ、首にかける装飾品。ネックレス。
くび‐かし【首枷/頸枷】
「くびかせ」に同じ。「行くほどに縄の鎖につながれて思へばかなし手枷(てかし)—」〈聞書集〉
くび‐かせ【首枷/頸枷】
1 罪人の首にはめてからだの自由を束縛する刑具。くびかし。 2 足手まといになって、自由を束縛するもの。きずな。くびっかせ。「子は三界の—」
くび‐かみ【首上/頸上/頸紙】
袍(ほう)・狩衣(かりぎぬ)・水干などの盤領(まるえり)の首の周りに沿って取り付けた部分。上前(うわまえ)の端に結び玉を作った紐(ひも)をつけ、下前につけた羂(わな)にかけるのを例とする。
くび‐き【頸木/軛/衡】
1 車の轅(ながえ)の前端に渡して、牛馬の頸の後ろにかける横木。 2 自由を束縛するもの。「—を逃れる」
くびき‐ゆでん【頸城油田】
新潟県南西部、高田平野北部にある油田・ガス田。一部は日本海の海底に及ぶ。
頸木(くびき)を争(あらそ)・う
《庾信(ゆしん)「竹杖賦」から》互いに張り合って勝負を争う。
くび‐すじ【首筋/頸筋】
首の後ろの部分。くびねっこ。うなじ。えりくび。「白い—」