りゅうとう‐だび【竜頭蛇尾】
《「碧巌録」一〇則から。頭は竜、尾は蛇のようである意》初めは勢いがよいが、終わりは振るわないこと。「鳴り物入りの公演も—に終わった」
りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】
キク科の多年草。山地の日当たりのよい所に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛があり、茎や葉に竜脳のような香りがする。葉は広卵形で三〜五つに裂けている。秋、周囲が白、中心が黄色の頭状花が咲く。
りゅう‐の‐はし【竜の橋】
《Zmajski most》スロベニアの首都リュブリャーナを流れるリュブリャニツァ川に架かる、フランツ=ヨーゼフ1世橋の通称。ボードニコフ広場の北東に位置する。通称は、欄干に市の象徴である四つの...
リュデリッツ【Lüderitz】
ナミビア南西部、大西洋岸の港町。20世紀初頭にダイヤモンドの鉱脈が発見されて栄えた。名称は植民地の基礎を築いたドイツ商人アドルフ=リュデリッツに由来する。リューデリッツ。
リュブリャーナ‐だいせいどう【リュブリャーナ大聖堂】
《Ljubljanska stolnica Sv. Nikolaja》スロベニアの首都リュブリャーナにある大聖堂。もともとゴシック様式の教会があったが火災で焼失し、その跡に18世紀初頭にイエズス...
リュミーヌ‐きゅう【リュミーヌ宮】
《Palais de Rumine》スイス西部の都市ローザンヌにある建物。19世紀初頭、帝政ロシアの皇族の子孫であるG=リュミエールにより、イタリアルネサンス風の建築様式で建造。市に寄贈され、現...
リューカン【Rjukan】
ノルウェー南部の町。首都オスロの西約120キロメートル、モーナ川沿いに位置する。20世紀初頭、近郊の滝で水力発電が始まり、その電力を用いた肥料工場が建設され、ノルスクハイドロ社の企業城下町となっ...
りょう【領】
[音]リョウ(リャウ)(呉) レイ(漢) [訓]えり くび うなじ [学習漢字]5年 1 首筋。うなじ。「領巾(れいきん・りょうきん)」 2 着物のえり。「領袖(りょうしゅう)」 3 重要なとこ...
りょうあん‐じ【竜安寺】
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大雲山。藤原実能の別荘近くにあった徳大寺の地に細川勝元が寺を建て、宝徳2年(1450)義天玄承を招き、その師日峰宗舜を開山としたのが始まり。応仁の乱...
りょううん‐だい【凌雲台】
中国、魏の文帝が洛陽に築かせた楼閣。額に凌雲観と書かせるため書家を楼上に登らせたが、恐怖のため下りてきたときには頭髪が雪のように白くなっていたという。凌雲観。