で‐づら【出面/出頰】
1 《顔を出すことによって与えられる金銭の意》日雇い労働者などの日当。でめん。 2 顔出しをすること。出席すること。「あのざまで此の中へ—は何事と、一度にどっと笑ふ声」〈浄・百人上﨟〉
はん‐ぼお【半頰】
《「はんぽお」とも》武具の一。鉄面(かなめん)の一種で、目から下の顔面を保護するもの。
ほう‐きょう【豊頰】
ふっくらとした美しいほお。「—の佳人」
ほお【頰】
顔の両面、耳と鼻・口との間の柔らかい部分。ほほ。「—がこける」「—を赤らめる」
ほほ【頰】
⇒ほお(頰)
めん‐ぽお【面頰】
《「めんぼお」とも》 1 剣道の防具の一。頭部と顔面を防御するためにかぶるもの。頭部は綿などを入れた布でおおい、顔の部分は細い鉄で格子のように作ったもの。面。 2 武具の一つで、顔面保護の防御具...
やわらかなほほ【柔らかな頰】
桐野夏生のミステリー小説。失踪した娘を捜す母親と元刑事が、事件の真相を追う姿を描く。平成11年(1999)刊行。同年、第121回直木賞受賞。平成13年(2001)テレビドラマ化。